レッスン生の皆様には教材としておりますピアノランドの著者樹原涼子さんの講習を受けてまいりました。
ピアノランドが出版されて来年で25周年だそうです。
私がピアノの基礎を習ったのは35年と少し前(笑)ですので当時ピアノランドはなく、バイエルやバーナムなどが定番でした。
かつて
音大生になった私に三人のお生徒さんがつき、教材選びをしている時に偶然にもピアノランドを手にし、衝撃を受けたのを昨日の事のように思い出します。 その頃から20年あまりずっとピアノランドと共に指導させていただいております。
樹原さんが言われていたのは
アジア圏は旋律の国であり、和声が入ってきたのはかなり遅いので、アジア圏では西洋音楽に対して遅れやズレがある。
確かに(泣)(泣)
日本人は三拍子系が苦手なので
私が赤ちゃんだった頃は、敢えて両親が三拍子を意識して歩いたと聞いたことがあります(笑)
現在、音あそび教室では昔ながらの定番基礎は大切ですので最新判のバイエルと画期的な曲想のピアノランドを併用したレッスン内容になっております。
文化の違いや環境は変えられませんが
興味を持ち、異文化でも素晴らしいと
感嘆できる事が大切だと思いこれからも新しいものにチャレンジし、クラシカルなものは大切な基礎として培いたいと思います。